100円ショップで買える素材で小物の椅子を作ってみた
はじめに
皆さんこんにちは!ファブテラスいわて スタッフの佐藤です。
今回はタイトルの通り、100円ショップで買える素材を4040レーザーで加工して小物の椅子を作ってみました!
最後までご覧いただければ幸いです!
ところで、なんで椅子?
現在、私の部屋には大量のキャラクターぬいぐるみがあります。(無人島でほのぼの生活するゲームに登場するキャラクターです)
普段はメタルラックの上に設置しているのですが、ラック自体に背もたれがないため寝かせる形で置いていました。
しかし折角のキャラクターぬいぐるみなのだから椅子とかに座らせたほうが見栄えも良いのでは?と考え、今回の制作に至りました。
今回使うもの
今回は100円ショップで購入できるMDFで作成していきます。
それぞれ幅300mm、高さ400mm、厚さ6mmです。
お値段はもちろん税抜100円!税込でも110円!とても安いのでついつい多めに買ってしまいました。
また、今回は加工したMDFを接着するので別途アロンアルファを購入しました。
データの作成
早速椅子のデータを作成していきます。
Illustratorを開き、長方形ツールで椅子のパーツを作成します。
作成したものは以下のとおりとなります。
作成したもの | 幅 | 高さ |
座面 | 60mm | 45mm |
背もたれ | 60mm | 60mm |
足(4本) | 10mm | 40mm |
実際に作成したデータがこちらです。左上が座面、右上が足、左下が背もたれです。
データが完成したらsvg形式でデータを保存します。
カット作業
今回はファブテラスいわてにあるレーザー加工機「4040Laser」を使用します。
機材の横にあるノートパソコンからCorelLaserを起動し、先ほど作成したsvgデータを読み込みます。
今回はカットを行うので、CorelLaserを操作しカットを選択します。
スピードとパワーをそれぞれ設定し、カットを開始します。
カットされた木材を確認してみましょう。
…なんか小さくない???
…確認したところ、幅60mmで作成したデータが何故か30mmほどに縮小されていました。
CorelLaserではsvgデータの拡大・縮小ができるので、200%に拡大して再度チャレンジしました。
2回目は無事成功しました。一瞬ヒヤッとしましたが無事カットできて良かったです。
組み立て
ここからはカットしたパーツを組み立てていきます。
今回は単純にパーツにアロンアルファを塗布して乾燥させていきます。
すべてのパーツを組み立て、乾燥させたら完成です!
少々不格好な出来となってしまいましたが、自立する小物の椅子を作ることが出来ました!
改善の余地はあるので、今後改良版を作成したいと思います!
おわりに
今回は100円ショップで買える素材で小物の椅子を作成しました。
無事キャラクターぬいぐるみを座らせることも出来たため、当初の目的を達成できました!
思っているよりも手軽に作成できたため、初めての作品などにおススメだなと思いました!
夏休みの工作などで作ってみるのも面白いかもしれません!
今回の記事を読んで、ものづくりに興味を持っていただければ幸いです!
それでは次回の記事でお会いしましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!