【最新機種】Ender3 S1 レビュー
こんにちは、ファブテラスいわてスタッフのあきもとです
皆さんは3Dプリンターを持っていますか?
最近は様々な種類の3Dプリンターが販売されていますが、今回の記事でどれを買おうか迷っている人の参考になるとうれしいです!
今回買ったのはcrealityのEnder3 S1という機種です!
Ender3 シリーズの最新機種になります!
進化ポイント
ダイレクトエクストルーダー
ノズルの近くにフィラメント押し出しの機構があることで柔らかい素材のプリントにも対応しています
CR-Touch オートレベリング
16点式のオートレベリングでベットの傾きを感知して自動でZ軸を調整してくれます
Dual Z軸
Z軸が2本になったことでより安定した造形ができます
メリット・デメリット
メリット
・ディスプレイが大きい、日本語対応していてわかりやすい
・造形がきれい
そこそこの速さに設定してもしっかり出力できます
・モーターの音がほとんどない
音はかなり静かで寝室に置いておいても問題ないくらいです。ただ、ファンの音は少しうるさいです。
・ベルトテンショナーが付いている
造形精度を上げることができます。最初から付いているのはうれしい!
デメリット
・オートレベリングがあまりうまくいかない
毎回特定の場所がうまくプリントされませんでした。原因がわからないので機能をOFFにすることで解決しました。
・少し高い
普段は5万円くらいしますがAmazonセール時では4万円くらいで売っていました!
感想
実際に使ってみて造形はとてもきれいだと思いました。
ただほかの記事やレビューで言われているような「初心者におすすめ」とは言えないかなと思いました。
組み立ては楽で最初から様々な機能はついていますが、結局オートレベリングがうまく機能しないため、ほぼ自力でレベリングする必要があります。そうなるとほかの3Dプリンターと変わらないのでおすすめとは言いにくいです。
造形の精度が高くてベルトテンショナーなどの便利な機能も付いているので使える人にとってはいい3Dプリンターなのではないかと思います。
レベリングについて
手動レベリングをうまくやる方法を見つけたので書いておきます!
1 まずはほかのプリンターと同様に4点でレベリングします。
2 一度 元に戻る を選択します
3 Z軸調整で高さを調整します
この方法でオートレベリングを使わずにきれいに印刷することができます。