ハンドスピナー作ってみた!

こんにちは、ファブテラスいわてスタッフのあきもとです。
皆さん、ハンドスピナーというものを覚えていますか?

ハンドスピナーは、2017年ごろに大流行した人気のおもちゃで、手のひらで回転させることができる楽しいアイテムです。
独特の形状とスピンする様子が、多くの人々に大きな魅力を与えました。

もしかしたら、あなたもハンドスピナーを手に入れたことがあるかもしれませんね。
しかし、市販のものを買うだけでなく、自分でハンドスピナーを作ってみないでしょうか?
自分の好みや創造力を反映させたオリジナルのハンドスピナーを作ってみましょう!

準備するもの

3Dデータ
・M10ナット
・6mmBB弾または6mmのベアリングボール

ボールベアリングの設計

試しにベアリング部分を設計してみました。
最初はクリアランス0.1mmで試しましたがうまく回りませんでした。
次に0.3mmで試したところ、するする回ったので0.3mmで作っていきたいと思います。

ハンドスピナーの設計

ハンドスピナー本体を設計しました。
周りの穴はM10ナットがちょうど入る大きさにしてあります。

印刷して組み立ててみました!
回転時間は5~7秒と少し短いですね。

回転時間を延ばす

ここからはより長く回るように工夫していきます。
まず思いついたのがボールの精度を上げることです。
今まで使っていたのは100均で売っているBB弾でしたが、これをボールベアリング用の6mmステンレスボールに変更しました。
しかし、思ったように回転時間は伸びず10秒に届きませんでした。
次に、印刷の精度を上げることを考えました。
そこでプリンターのテンションベルトをピンと張ることと、積層ピッチを0.2から0.1に変更しました。

積層ピッチを0.1にして、シームの処理をすることで精度が上がり30秒強まで回るようになりました!

まとめ

今回は懐かしいハンドスピナーを作ってみました!
ハンドスピナーは一時的な流行ではありましたが、その楽しさと回転する様子は未だに多くの人々に喜ばれています。
また、3Dプリンターの精度を上げる方法を学ぶことができました。
今回使用したデータはこちらからダウンロードできます。
手作りのハンドスピナーを作ってみると、自分だけのオリジナルなおもちゃが手に入ります。
ぜひ、様々な色や素材のハンドスピナー作りに挑戦してみてください!

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