【簡単に作れる】スリットアニメーションを作ってみた

こんにちは!
ファブテラスいわてスタッフの稲垣です!

最近、YouTubeShortsを徘徊している際、こんな動画を見つけました。

凄い!紙に印刷しただけの恐竜が動いてる!

これはスリットアニメーションと呼ばれる技術です。
動画内では「ラスターアニメーション」と呼ばれていますが、一般的にはスリット(隙間)を使ったアニメーションということで知れ渡っています。

これを見て、僕思ったんですよ。

これ自分でも作れるんじゃね?……と

ということで早速やってみました。

用意するもの

  • スリット(隙間1mm、間隔5mm)
  • スリットアニメーション用の印刷物

これらを用意してスリットアニメーションを楽しみましょう!

……とはいっても、どっちも作るの大変そうですね……

順番に作っていきましょうか。

1. スリット作成

まずはスリットを作っていきましょう。

動画では黒い用紙を用意して、切込みを入れていましたが……
正確に作るのはすこし難しそうですね……

そこで登場するのが3Dプリンター!

こんな感じのデータを作成して印刷!

これで正確に1mmの隙間が空いたスリットを作ることができました!

2. スリットアニメーション用の画像作成

スリットが作れても、肝心の画像はどうやって作るの……?と思われる方もいると思います。
今回は、簡単に作れる「回転するアニメーション」の作り方をお伝えします!

今回は星形の図形を回転させてみましょう!

下の画像のように星形の図形を6つ用意して、12°ずつ回転させます。

それらを全て重ね合わせたらOK!

続いて、別レイヤーでスリッドを用意しましょう!

3Dデータを作った時と同じように、5mmの黒部分を1mmおきに配置して、スリットをまんべんなく用意します!

このスリットのレイヤーは6つ作っておくことが重要です!(スリットを1個作ったら、グループ化してコピペすればOK)

ここまで出来たら準備完了!

ここからは先ほど作った星とスリットを一つずつ選択して、型抜きを行います。

まずは①の星とスリットを選択して、型抜きを行いましょう!

そうすると……

星がスリット状になりました!

あとは、この作業を②~⑥の星にもやるだけですが……

このとき、スリットは1mmずつずらして型抜きを行いましょう!

この作業をすべて終えると……?

スリット画像の完成!

3. 印刷~完成

後はスリット画像を印刷して、3Dプリンターで作ったスリットと組み合わせると……

このとおり、スリットアニメーションが作れちゃいました!

まとめ

いかがでしたか?

結構難しいように見えて、実は手軽に作ることができるので、
興味ある人はぜひ挑戦してみてください。

それでは!