遊星ギア作成3
はじめに
皆さんこんにちは。ファブテラスいわてスタッフの鷹觜と申します。先日の遊星2から若干進みまして、リングギアの形状を変更して出力として利用できるようにしたいと考えています。今回はそれを紹介していきます
制作物概要
前回と同様の手法でリングギアを作成していきます。サンギアとプラネタリギヤはそのまま利用します。
設計理由
特に考えていませんが、外側を出力としたいので外側にも歯を付けていきます。軸を通すため、ミニ四駆の六角ベアリングの外形と同じぐらいの大きさの穴をあけます。このシャフトをサンギアの動力源兼遊星ギアの保持のために使用します。保持は足りない気がするので他の方法も後で考えます。
設計

作成するものがこちらです。反対側にもベアリングを入れるための穴が開いています。前回の反省を生かして平歯車西てあります。
印刷


撮影画像の都合上若干縦横比が異なりますが、裏表の写真がこちらです。ミニ四駆のベアリングをまだ購入していないので後で取り付けてみます。印刷自体はうまくいったので、設計にミスがなければうまくいくと思います。
今後の課題

平歯車を入れたものがこれです。かなり滑らかに回ります。あとは歯の擦り合わせがあるのでこの状態で回してみてどうなるか確かめます。次はプラネタリギヤへどうやって動力を伝えるか考えます。
まとめ
今回はかなりうまくいきました。初回と比べてプラネタリギヤの片側が常に接している分、摩擦が増えると予想していました。実際摩擦は増えましたが、予想していたよりかなり軽く回りました。これからの擦り合わせでどの程度まで摩擦が少なくなるか期待です。