オリジナルのクリスマスツリーをレーザーカッターで手作りする!【trotec speedy100】

こんにちは!
ファブテラスいわてスタッフの猪股です。

12月といえば、クリスマスの時期ですね!

今回は、ファブテラスいわての貸し出し機材の一つ「レーザー加工機」を使って
オリジナルのクリスマスツリーを作ります。

作り方

  1. クリスマスツリーのデザインを決める
  2. カットデータを作成する
  3. 材料(MDF板)を準備する
  4. レーザー加工機でカットする
  5. 組み立てて完成!

この5ステップで作成できます。

準備するもの

用意するものは2つ!
(そのうち1つは、ファブテラスいわてにて貸し出しも可能なので
ほぼほぼ1つだけあれば大丈夫です☺︎)

  • MDF板(細かく粉砕した木材などを板状に成形したもの)
    • 100均で購入できます!
  • Adobe Illustrator
    • ファブテラスいわてのPCで使用可能です◎
      • 手書きしたイラストから加工も出来ます

データ作成

Illustratorでカットデータを作成していきます。

今回はツリーを自立できるようにしたいので、
2枚の板を組み合わせる設計にしました。

図形ツールで作成した星形・三角形・四角形を組み合わせて、
[パスファインダー] → [合体]
をするだけで簡単にデータが作れます。

ただ図形を描画して合体しただけだと、
トゲトゲしていて危ないので可愛げを足してあげます。

ダイレクト選択ツールで、
先ほど描画した図形(オブジェクト)を選択します。

すると、角の近くに◉が表示されました。

この◉を使うと、角のカーブ具合を調整することが出来ます。
◉をドラッグ&ドロップすると、お好みのカーブに変更できます!

これで、丸っこくて可愛いツリーのデータができました!

レーザー加工機でカットする

カットに使用するのは、ファブテラスいわての貸し出し機材
「trotec speedy100」というレーザー加工機です。


この機材やソフトウェアの使い方は最初にスタッフから講習を受けるので初心者でも安心!
初回以降も何かわからないことがあれば、
その都度スタッフが対応しますのでお気軽にお声がけください☺︎

初回講習のお申し込みはこちらから!

完成

レーザー加工機でしっかりカットしたら
組み立てて完成です!

狙い通り、2枚の板を組み合わせて
安定して自立するオリジナルツリーを作成できました。

星形の模様を彫刻するようにしてみたり、
素材にそのままマーカーペンでイラストを描いてみたりなど
アレンジ方法は様々です✨

元々板状のため、
好きなカラーペンやシールなどでデコレーションするのも簡単です!

皆さんもぜひファブテラスいわて
自分らしさ・アイディア満載のクリスマスツリーを作ってみてください!

最後に

今回の記事で使用した機材やソフトウェアは、
ファブテラスいわてにて全て無料で貸し出しを行っております。
(レーザー加工機の場合は、加工する素材はご自身でご用意ください)

岩手県一の設備を備えたファブテラスいわて
県民の方に「デジタルものづくりに親しんでほしい」という思いで運営されています。

この記事を見て興味を持ってくださった方、
デジタルものづくりは初めてだけど挑戦してみたい!という方など
どなたでも遊びに来ていただけたら嬉しいです。

岩手県民情報交流センター
キオクシアアイーナ3F エレベータホール奥
ファブテラスいわてで皆様のお越しをお待ちしております。