収納ボックスに3Dプリンターで専用の仕切りを自作!!
みなさんファブテラスいわてスタッフの深堀です。
「家にある収納ボックス、あと少しだけ細かく仕切れたら便利なのに…」と思ったことはありませんか? 今回は、ファブテラスいわての貸し出し機材の一つ「3Dプリンター」を使って、手持ちのボックスにぴったりサイズが合うオリジナルの収納仕切りを作ります。
作り方
- 収納ボックスのサイズを測る(今回は20×15)
- 3Dモデル(設計データ)を作成する
- スライスソフトで印刷データに変換する
- 3Dプリンターで出力する
- ボックスにセットして完成!
この5ステップで簡単に作成することができます!

準備するもの
用意するものは2つ!
(ソフトや機材はファブテラスいわてで利用できるので、実質準備するのは「測るための定規」だけでOKです)
3D設計用のソフトです。ファブテラスいわてのPCで自由に使えます
3Dプリンター用フィラメント(樹脂素材)
施設で用意しているものをご利用いただけます。
Autodesk Fusion (旧Fusion 360)
データ作成
Fusionを使って3Dデータを作成していきます。 今回はボックスの内寸に合わせて、十字型の仕切りを設計しました。
- スケッチを作成: ボックスの縦・横・高さに合わせて線を描きます。
- 押し出し: 描いた線に厚みをつけて、立体にします。
- フィレット(角丸):
- 「フィレット」機能を使って角を少し丸めてあげると、手触りも良く、見た目も既製品のようなクオリティになります!
これで、自分の持ち物に合わせた「世界に一つだけの仕切り」データができました!
全体図

正面

横


3Dプリンターで出力する
出力に使用するのは、ファブテラスいわての貸し出し機材
「Flashforge」などの3Dプリンターです。
3Dプリンターって難しそう…と思うかもしれませんが、ファブテラスいわてなら機材もソフトも無料で貸し出しているので、手ぶらで挑戦できます。 ものづくりの第一歩を、ここファブテラスいわてで一緒に踏み出してみませんか?
[初回講習のお申し込みはこちらから!]完成
3Dプリンターで数時間(サイズによります)待てば、組み立て不要の仕切りが完成です! 狙い通り、収納ボックスにガタつきなくシンデレラフィットする仕切りができました。


最後に
「3Dデータ作りはハードルが高い」と感じている方にこそ、ぜひ体験してほしいです! 最初から難しい設計をする必要はありません。スタッフと一緒に、パズルのような感覚で楽しみながら進めていきましょう。
機材の取り扱いや専用ソフトの使用方法については、初回にスタッフがレクチャーを行います。 「3Dモデリングは初めて」という方でも、仕切り作りなどのシンプルな形状なら意外とすぐに覚えられます。
「こんな形が作りたい」というイメージだけ持って、気軽に遊びに来てください!

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