【3dプリンター】bambulab P1S 使ってみた

こんにちは、ファブテラスいわてのあきもとです。
今回はbambulab P1Sという3dプリンターを使ってみた感想を書いていきたいと思います。

Banbulab P1S

AMSで4色印刷が可能
AMSセットで16万くらい
coreXY
最高速度500mm/s 加速度20000mm/s^2

かっこいいですね
中はこんな感じ

開封

開封はとても簡単で組み立てもほとんどなかったです
今回はAMSという多色プリントを可能にする機材とセットで買ったのでいくつかのねじを外してAMSを取り出してケーブルでつなぐだけで終わりでした
かかった時間は15分くらい
本体が結構重くて移動が大変でした

スライサー

banbulabの専用スライサー
curaしか使ったことなかったけど簡単に使える

テストプリント

最初のプリントはついてきたSDカードに入っていた3DBenchyを作ってみました

精度を計ってみると全体的に0.1~0.3mmほど小さいことが分かりました
円の部分はもう少し小さくなっていて内側の円を利用するときは調整が必要だなと感じました
積層痕はかなりきれいでオーバーハングの部分もしっかりできていました
印刷開始時にオートレベリングと自動キャリブレーションをしていましたがそのおかげでエレファントフットにもならず、はがす時もらくらくでした
何より驚きなのが20分ほどで印刷が完了したことですね
fabterraceにあるenderシリーズでは完成するまで1時間以上かかるので早くてきれいなのは最高ですね

メンテナンス性

AMSがあると差し込むだけでフィラメントを通すことができてとても楽です
また、4個までフィラメントを保管するドライボックスとしても利用でき、フィラメントを切り替えるときもスライサーから設定できて便利です

早速ノズルを詰まらせてしまったので分解してみました

蓋はマグネットになっていて簡単に外せる
線を外してノズルを下に引っ張るととれる

ノズルを見てみましたがつまりの原因ではないことが分かりました
そこで押し出し部分を分解してみます

詰まりの原因

いくつかのねじを外して押し出し部分を取り出しました
黄色のギアを外すと2枚目のようになっていてつまりの原因を見つけることができました
今回はおそらくPLAをABSの温度設定で造形したことが原因だと思います
ダウンロードしたデータだと別の材料が設定されていることがあるので気を付けていきたいですね

まとめ

いかがでしたか?
今回はBanbulab P1Sを使ってみました
組み立てが簡単でオートレベリングがしっかり機能しているのがよかったですね
印刷も精度がよく、きれいで値段は高いですが期待通りの性能でした
ぜひ購入する際の参考にしてみてください