3Dプリンターを使ってハンコを作ろう
今回は、イラストデータを利用したハンコづくりについてご紹介します
今回使用するもの
- イラストのデータ(画像データ)
- 3Dプリンタ(光造形)
- Fusion360
- PC
1.データの準備
まずデータについてですが、イラストのデータを画像にしたものを利用します。今回筆者は、イラストを書くことが苦手なので、ファブテラスいわてのロゴを使用して行います
2.データの変換
イラストを3DCADで利用するためには、画像データのままでは使用することができないため、データの変換を行います。
今回はこちらのサイトを利用して、画像データをSVGデータに変換しました。
https://convertio.co/ja/png-svg/
変換が完了したら、ダウンロードを行なってください。
3.3DCADにデータを挿入する。
変換が完了したら、CADに挿入します。やり方ですが、ソリッド→挿入→SVGで挿入ができます。
挿入する際には、ハンコ押す面を選択し、水平方向に反転にしてください。
挿入が終わったら、データを利用して押しだしを行うと右の写真のようになります。
今回は四角で作りましたが、丸で作ると持ち手を作る必要がなくなるので良いと思います。
4.完成
この後持ち手を作成して、光造形プリンタで印刷したものがこちらになります。
試しに使用して見ましたが、細かい文字までしっかりと印字されていました。
5.まとめ
今回はイラストを使用したハンコ作りを行いました。ハンコ作りの他にも、イラストを使ったものづくりにできると思うのでぜひご活用ください。また今回使用した光造形の3Dプリンタですが、6月10日よりメールでのお問い合わせ予約のみとなります。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。